『明日への選択』12月号表紙と目次
主張するシンクタンクの情報誌『明日への選択』
『明日への選択』は、日本を、日本人の手に取り戻すべく、「国づくりの構想」を訴えます。
―opinion―
☆先祖返りする朝日新聞
・改正論議自体を危険視し、憲法審査会での審議は進めるなというのは、ジャーナリズムの顔をした護憲運動ではないのか。「新聞事業の衣をかぶったマルクス主義結社」に先祖返りしたと見るべきではあるまいか。
☆世界各国が憲法改正に積極的な理由
・『「憲法改正」の比較政治学』を読む
☆幕末海防の先覚的政治家・渡辺崋山
・海船火技に隔絶した力をもつ西洋列強の脅威。彼らの軍事科学を即刻取り入れ、封建割拠の枠を超えた国家的規模で海防策を立て、西洋諸国との交通に国を開いていくべし――これはその後、幕末の志士たちにより指摘された現状改革の視角だが、維新前夜にこれほど明確に指摘したのは、崋山の他に例を見ない。
☆米国における価値観をめぐる戦い
―column―
☆寄稿
・お米は日本人の元気の源
平川あずさ(『医と食』副編集長)
☆原典で読む外国人が見た日本(第4回)
・タウンゼント・ハリス『日本滞在記』
高橋知明(公益財団法人鎮守の森のプロジェクト事務局次長)
☆新しい国史への招待(第38回)
・ビールと日本人
土井郁磨(亜細亜大学非常勤講師)
☆知っておいてためになる話
・幼児の六割が夜十時以降に就寝?
・睡眠不足の弊害
・小さいうちから正しい習慣を
☆百題百話
・三笠宮殿下の御遺徳
・和算――身分を超えた知的訓練
☆世相クローズアップ
・反省してチョーダイ
☆地方議会政策情報
・高知県大川村 存続かけ地鶏のブランド化に挑戦
・福島県天栄村 地熱で栽培したレタスで「村興し」
・長野県下條村 「奇跡の村」の背景
―history―
☆歴史の指標 大東亜戦争とは何だったのか(第18回)
・アメリカ外交官の見たシナ人の実体
岡田幹彦(日本政策研究センター主任研究員)
※B5判52頁(年間購読料7,000円・年間12冊/バラ売り・1冊600円)