増刷入荷『人口減少にどう立ち向かうか』
「人口減少」にどう立ち向かうか
日本存続の危機と克服の方策
『明日への選択』編集部・編
出生数はついに90万人を大きく割り込んで84万4千人まで低下した。明日の日本を担う次世代が先細りして行くこの少子化に歯止めをかけることができなければ、日本は存続の危機に直面する。少子化・人口減少の実態や背景、克服への具体策を含め、私たちの眼前で静かに、しかし急速に進む危機とその対策がこの一冊で分かる。増刷入荷しました!
定価550円(税込)/A5判56頁
「平成」が終わり、「令和」の御代が始まりました。新元号の「令和」について安倍首相は、「一人ひとりの日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい」との願いを込めたと語りました。
新たな御代が「明日への希望」に満ちたものとなることは、すべての国民の願いでもありましょう。しかし、残念ながら現状を見る限り、予測される日本の明日は必ずしも明るいものとは言えません。というのも、少子化・人口減少に歯止めがかからないためです。
昨年一年間に国内で生まれた日本人の出生数は91万8千人となり、三年連続で100万人を下回りました。戦後の第1次ベビーブームに当たる団塊世代(1947年〜1949年生まれ)が出生した際の数は年間260万人〜270万人ありました。つまり、日本の出生数は70年で「3分の1」に激減したのです。これはきわめて異常な事態です。
少子化とは、平たく言えば、明日の日本を担う次世代がどんどん先細りして行くという問題です。ですから、この少子化に歯止めをかけることができなければ、いつか日本は存立の危機に直面します。そして、次世代=子供を産み育てるという行為は、基本的に家族の中で行われているわけですから、少子化とは家族に関わる問題でもあるわけです。
それゆえ、安倍政権は少子化を「国難」と捉え、少子化対策に本腰を入れ始めています。しかしその一方で、「少子化も人口減少も自分には関係ない」と言って無関心を決め込んだり、「少子化は止められないから、少子化対策などムダな努力だ」といった悲観論に逃げ込んだり、あるいは「人口減少によって生じる問題は大したことではない。明治の日本は5千万人だった」といった楽観論に安住しようとする人々も見受けられます。
しかし、少子化問題は本当に私たちとは何の関係もないのでしょうか? また、少子化や人口減少は本当に大した問題ではないのでしょうか? あるいは、少子化は本当に止めることができないのでしょうか?
この小冊子では、少子化に対するそうした様々な見方を踏まえた上で、新たな時代が「明日への希望」に満ちたものとなることを願いつつ、私たちの眼前で静かに、しかし急速に進んでいる少子化・人口減少の実態や背景を解説するとともに、それを乗り越えるための具体策を考えたいと思います(「はじめに」より)。










