日本政策研究センターイベント情報
このコーナーでは、日本政策研究センター・「ネットワーク日本再建」(日本政策研究センターの全国ネットワーク)が主催するイベント、および関連イベントを紹介しています。イベントには、どなたでも参加できます。最寄りの会合にお気軽にご参加ください。なお、日程・会場等は変更になる場合がございます。
※歴史講座では主に、上杉鷹山、二宮尊徳、坂本龍馬など歴史上の偉人について学びます。お問い合わせは、こちらまで。
※歴史講座の講師は特に記載がなければ、岡田幹彦・日本政策研究センター主任研究員です。
6月のイベント
千葉
◇第6回温故知新元気が出る歴史の学び「小村寿太郎」
6月11日(土)14時〜16時半
君津市生涯学習交流センター2F(市役所隣)
神奈川
◇第48回元気の出る歴史人物講座
「先人の知恵に学ぶ−震災からの復興」〕
講師:岡田邦宏(日本政策研究センター所長)
6月18日(土)14時〜16時半
横浜文化体育館・平沼記念レストハウス<予定>(JR「関内駅」南口・市営地下鉄「伊勢佐木長者町駅」歩5分)
奈良
◇第50回歴史講座「日本トルコ友好の懸橋」
6月5日(日)10時〜12時
生駒市コミュニティセンター(セイセイビル)401号室
◇時局講演会
講師:伊藤哲夫(日本政策研究センター代表)
6月25日(土)13時半〜16時半
奈良商工会議所4F中ホール(近鉄奈良駅歩1分)
※日本会議奈良・奈良北支部主催
大阪
◇第8回歴史講座「軍神・広瀬武夫中佐」
6月4日(土)13時半〜15時半
藤井寺市民総合会館分館3階和室(近鉄南大阪線「土師ノ里駅」歩1分)
◇歴史講座「維新の先駆・佐久良東雄の絶唱」
6月4日(土)18時半〜21時
クレオ大阪中央・研修室1(地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ケ丘駅」歩3分)
兵庫
◇第46回歴史講座「日本トルコ友好の懸橋」
6月5日(日)14時半〜17時
加古川駅南まちづくりセンター会議室B(JAビル4階。JR「加古川駅」歩5分)
福岡
◇歴史講座「小村寿太郎」
6月18日(土)14時〜16時
ユメニティのおがた会議室1・2(JR直方駅歩3分)
◇歴史講座「小村寿太郎」
6月19日(日)11時〜13時
北九州市立商工貿易会館603号室<シティプラザ>(モノレール旦過駅前)
◇歴史講座「西郷隆盛」
6月19日(日)16時〜18時
アクロス福岡2階セミナー室(地下鉄空港線「天神駅」東口歩3分)
◇歴史講座「東郷平八郎」
6月25日(土)18時半〜20時半
柳川市・城内公民館(市民体育館内)
佐賀
◇第27回歴史講座「日本トルコ友好の懸橋」
6月26日(日)13時半〜16時半
唐津市・相知交流文化センター(相知駅歩10分)
長崎
◇第26回歴史講座「日本トルコ友好の懸橋」
6月26日(日)18時半〜20時半
アルカス佐世保3階中会議室
歴史講座講師紹介
岡田幹彦(おかだ・みきひこ)
昭和21年、北海道生まれ。國學院大學中退。学生時代より日本の歴史および人物について研究を続け、月刊『明日への選択』に「上杉鷹山」「二宮尊徳」「明治の御代を仰ぐ」など歴史人物伝を連載するとともに、全国各地で講演活動を行っている。『歴史街道』(PHP)などへの寄稿のほか、平成21年〜22年、産経新聞紙上で「元気のでる歴史人物講座」を連載した。現在、日本政策研究センター主任研究員。著書に、『維新の先駆者』『二宮尊徳』(日本政策研究センター)、『東郷平八郎』『乃木希典』『小村寿太郎』(展転社)、『日本を護った軍人の物語』(祥伝社)などがある。
『小村寿太郎』
近代随一の外交家その剛毅なる魂
岡田幹彦著 展転社刊 定価1890円
平成17年2月刊 お求めは一般書店へ
◆凄い外務大臣がいた。日露戦争前後7年あまり外相として日本の政治外交を取り仕切り、近代日本を強国に躍進せしめた小村寿太郎。その軌跡をたどり、今日の日本外交を問う。(以下、あとがきより抜粋)
今日わが国の政治外交は名状し難い低迷の極にある。その象徴が対北朝鮮外交、対中国外交における到底独立国とは言い難い無惨な屈従、土下座外交である。北朝鮮はわが国家主権を真っ向から蹂躙し多数の同胞を拉致、ニセ骨まで送りつける無法そのものの犯罪国家であり、まぎれもない敵対国である。中国はことあるたびに内政干渉を繰返し、首相の靖国神社参拝に言いがかりをつけ、全て嘘で固めた歴史記念館を国中に作って反日教育に狂奔、わが国旗を焼き、わが領海を侵犯する北朝鮮同様の敵性国家である。
しかし日本政府はこれら反日国家に対して何一つ毅然たる外交を行使せず、これまで莫大な金品を貢ぎ続け、あたかも彼らの属国、朝貢国と化した如き隷従的対応に終始している。こうした日本政府の外交ぶりに今や国民の怒りと失望は頂点に達している。首相始め政治家外交官はなぜこの日本国民の憤怒の情を彼らに強く示さないのか。なぜ断固たる制裁を行わないのか。なぜ経済援助を止めないのか。なぜかくもわが国を屈辱してやまぬ無法国家にのこのこ出かけるのか。なぜ言われ放題でわが正当な主張をのべないのか。平成十三年八月の首相談話にある様に、いまだ東京裁判史観に洗脳され自国を侵略国犯罪国と信じているからなのか。それとも反論できぬ後暗い邪なことをしているからなのか。わが国政治家は中国、北朝鮮の走狗、手先なのか。政治家はかつて賄賂漬けとなって列強に国益を売り渡した清の李鴻章の如き売国奴になり下ってしまったのか。あまりにも屈辱的で亡国的な政治外交をいやというほど見せつけられ嘆息はやまない。
こうした惨状に直面して想い起こされるのが、明治の先達小村寿太郎である。現在の政治家及び政治外交に失われたもの、最も不足するもの、その対極にあるものこそ小村の行った政治外交である。日露戦争勝利百年を迎えたが、この戦勝をもたらすのに小村の果した政治的外交的役割は決定的であった。日露戦争最大の主役は乃木希典と東郷平八郎だが、もう一人挙げるとするなら小村である。戦争という国家の重大事は政治外交と軍事の両戦略がうまく噛み合って初めて勝利が可能である。いかに軍略と軍事指導者が傑れていたとしても軍人の力だけでは戦争には勝てない。日露戦争では軍人はもとより至上の貢献をしたが、政治外交における小村の尽力なしに勝利を全うし得なかった。
戦後六十年間、乃木・東郷同様その真価を否定されてきたが、維新期を除き小村こそ近代日本随一の外交家、政治家であった。高貴なる明治の時代と日露戦争の歴史を代表する人物が臣下では陸軍の乃木、海軍の東郷、政治外交の小村である。筆者は八年前に東郷、四年前に乃木、そしていま小村の物語を書き終えて、この三者こそ明治の代表的人物との私見が誤りではなかったとの感を深くしている。この三英傑は日露戦争の勝利という世界史を根本から転換した近代日本の世紀の偉業を成就せしめる上に最も重大な働きをしたのにもかかわらず、戦後の社会と歴史教育は彼らを抹殺、追放してきた。日本人の誇りと自信の喪失が政治家をかくも低落させ政治外交を惨憺たる状態に陥れている有様を見るとき、それがいかに大きなあやまちであったか我々はいま思い知らされている。日本人が立直る為に大切なことは、日露戦争に象徴される近代日本を躍進せしめた歴史と人物から真剣に学ぶことであると確信する。
『乃木希典』
高貴なる明治
岡田幹彦著 展転社刊 定価1890円
平成13年2月刊 お求めは一般書店へ
◆日露戦争を勝利に導いた陸軍最高の名将にして近代随一の国民的英雄だった乃木希典の生涯。巷間流布せる乃木愚将論の誤りを正す。(以下、あとがきより抜粋)
二十世記ふり返ってをみるとき最も重要な歴史の一つは、近代日本の興起と躍進である。それは非西洋における唯一の例外たる光輝ある歴史として、やがて必ず公正な評価が時が来るであろう。
世界の歴史を一変する二十世紀初頭の大事件こそ日露戦争であった欧米による非西洋支配が頂点に達したこの時、日本がロシアに対抗して立上るということ自体、本来的には決してありうべからざることであり、たとえ万が一立上ったにせよ勝利は絶対に不可能というほかはなかった。
しかしながら日本は勝利した。この奇蹟的勝利をもたらす上に最大の貢献をした人物が、東郷平八郎とともに乃木希典であった。近代日本において人々にもっとも敬愛された人物は、西郷隆盛を別とするなら乃木希典である。乃木ほど往時の日本人の心を激しく揺さぶり、死後益々深甚なる敬慕を寄せられた人物は稀であった。
だが大東亜戦争敗北後半世紀を経た今日、乃木は人々の心から忘れ去られんとしている。加えて無能にして戦下手の愚将とする乃木観がまかり通っている。しかし、乃木愚将論は日露戦争の真実を真向から否定した暴論かつ偏見ある。乃木は大山巖、児玉源太郎、黒木為呂蕕鯲燭案本陸軍最高の名将であり、日露戦争勝利に導いた主役中の主役として明治大正昭和前期のほとんど全ての日本人が心より仰慕してやまなかった近代随一の国民的英雄にほかならなかった。
乃木希典の名すら知らず、たとえ知っていてもその真価を認めずひたすら軽んじ嘲笑罵倒してやまぬ戦後の風潮は、明かに異常でありそれは自虐以外の何ものでもない。乃木愚将論の横行は、日本人の誇りと自信の喪失の深刻さを物語っている。
自国の歴史を尊重する心と先人に対する敬愛を失った民族に将来があるはずはない。いま何より大切なことは、日本人の魂を眠らせてきたこの半世紀に及ぶ精神的武装解除状態からの覚醒であり、日本の歴史と伝統の尊重に基づく日本人の独立自尊の心の回復である。日本人が自信と誇りを取戻し、乃木希典が国民的英雄として再び仰がれる日が来ることを切に願って筆者はこの物語を書いた。
尚本書とともに前著『東郷平八郎―近代日本をおこした明治の気概』を併読していただくならば、明治の高貴なる精神と先人達の偉大さが一層よく理解されよう。
乃木希典と東郷平八郎、人物功績相匹敵するこの明治陸海軍の双璧こそ近代日本が世界に誇りうる民族の至宝であった。
『東郷平八郎』
近代日本をおこした明治の気概
岡田幹彦著 展転社刊 定価1890円
平成9年5月刊 お求めは一般書店へ
◆日露戦争の勇者、東郷平八郎。列強は偉大な海軍提督と仰ぎ、植民地の国々は独立の夢を育んだ。日本の誇るべき英雄の一代記。(以下、あとがきより抜粋)
近代日本の生んだ世界的海将東郷平八郎は大東亜戦争後、不当に冷遇視され、その当然に受くべき民族の英雄としての栄誉を長年剥奪され続けてきた。その栄誉を奪ったのは敗戦に伴うアメリカの占領統治すなわち日本弱体化政策であり、わが国を侵略国と断罪し今なお多くの日本人の精神を呪縛してやまない束京裁判史観であり、これらに基づく戦後の偏向と歪曲に満ちた歴史数育であった。
顧みれば、日露戦争を頂点とする近代日本の興起は、世界史の一大偉観たる日本民族の輝かしき栄光の歴史であり、本来、日本人はこれを十分に誇りとしてよいはずである。日露戦争を無視して近代日本を語り得ず、東郷平八郎をさしおいて日露戦争を語り得ず。日本海海戦において空前絶後の大勝を遂げ、日露戦争の勝利を決定づけた東郷の存在と役割はまことに絶大であり、東郷は国家民族の独立を確保した国民的英雄にほかならなかった。
にもかかわらず戦後の日本人はかかる自国の近代史を侮辱し恥入り、日露戦争の英雄たる東郷をほとんど無視し忘れ去らんとしてきた。東郷がネルソンを凌ぐ世界一の海軍提督であることは世界の公論であるにもかかわらず、戦後の日本人はこの事実を少しも知らず、東郷をあまりにも過小評価してきたのである。
戦後教育を受けた世代ほその名さえ知らぬ者も多い。また、たとえ知っていたにせよ、東郷の真価を知る人はきわめて少ない。肝心な日露戦争における格別な働きについてもさほど重要視せず、山本権兵衛以下と見る人が多い。連合艦隊司令長官としての卓越せる統率についての評価が低く、東郷をただ度胸のよい強運の人物とのみ片づけ、ほかにたいして取柄がないと思っている人が少なくない。
また、東郷が大勝しえたのは、部下に秋山真之ら優秀な幕僚がついていたからであり、東郷はただかつがれていたにすぎないと思う人もある。
(中略)
筆者は永らくこれを遺憾としてきた。東郷を無視するかあるいは凡庸視し矮小化する戦後のみじめな有様を見るにつけ、これでは古今きっての海将があの世で浮かばれまいと思い続けてきた。
筆者は現代日本人の東郷に対する誤解をただすとともに、匡民的英雄、民族の至宝としての東郷の真面目を正しく伝えることにつとめた。近代日本には全世界が仰ぎみた東郷のごとき人物が存在したことを強く誇りに思うとともに、その思いを共有のものにしたいと念願しつつ、この物語を綴った。
国家民族がなにより誇りとすべきは、自国の歴史が有する偉大な人物である。大人も青少年も、日本人としての自信と矜持を失い浅からぬ精神的虚脱状態にある今日、必要なことは民族の英雄を誇りとする心情を回復することと信ずる。
東郷平八郎の生涯に示された日本人としての高貴なる気概に満ちた剛毅な生き方こそ、いまわれわれが取り戻さなければならぬかけがえのない大切な民族的価値である。



